10月3日(土)午前10時から“さいたま市文化センター”にて、「埼玉県立浦和高等学校創立百二十周年記念式典」が行われ、杉山剛士校長以下教職員、生徒、学校関係者多数、同窓会からも川野幸夫会長をはじめ顧問、副会長、常任理事、理事の皆様70数名が参加しました。
【記念式典次第】
1.開式のことば
2.国歌斉唱
3.校長式辞 〔杉山剛士 第29代校長〕
4.埼玉県教育委員会のことば 〔櫻井郁夫埼玉県教育委員会副教育長〕
5.来賓祝辞 〔前島富夫 浦高第27代校長〕
6.来賓紹介、祝電披露
7.同窓会奨学財団設立の披露 〔川野幸夫浦高同窓会会長、奨学財団理事長〕
8.生徒代表のことば
〔設楽広太君(3年生) ミシガン大学サマーセミナー参加者〕
9.校歌斉唱
10.閉式のことば
記念式典では、川野会長から同窓会百二十周年記念事業である「同窓会奨学財団設立」についての主旨と経緯が披露され、今年、奨学財団の支援を受けてミシガン大学のサマーセミナーに参加した3年生の設楽広太君から、英語も交えながら体験で得られたものと財団に対する感謝の気持ちが伝えられました。設楽君は「世界各地から参加した学生達と比べて自分の語学力の低さを反省し、これから世界に挑戦して行きたい」という決意を堂々と語ってくれました。同窓生の寄付による奨学金が、具体的に役立っていることを実感できる大変素晴らしいスピーチでした。
第2部はアトラクションでは、最初に37回卒でベルリン在住のオーボエ奏者・渡辺克也さんによるサン=サーンスの「オーボエソナタ」の演奏や、演奏を止めずに鼻から呼吸する「循環呼吸法」が披露され「息の長い繁栄を!」との祝辞が述べられました。その後、グリークラブや応援団、吹奏楽部、室内楽部など、現役浦高生の若々しい元気な姿に触れ、殆どが還暦過ぎの同窓生一同も、青春時代に戻った一時を過ごしました。