1 経過 小中学校時代のサッカー少年は、高校でラグビーと出会いました。
努力と多くの人の支えで、3年生の春からCTBとして13番の背番号を付け、関東高校ラグビー県予選準優勝、関東大会ブロック優勝に貢献。
そして、全国高校ラグビー大会埼玉県大会予選も全試合に先発出場してきました。浦和高校が全国大会を決めた決勝戦で、後半残り時間あと僅かという時間帯に不運にも頚椎を脱臼し、頸髄損傷という重傷を負うことになりました。
2 現状 受傷後すぐに、搬送された病院で緊急手術を行い、当初は全身麻痺の状態にありましたが、適切な手術と病院によるリハビリ指導の効果もあり、麻痺はありますが、徐々に機能が回復しつつあります。
3 今後 現在、国立リハビリテーションセンター病院にて、リハビリに取り組んでいますが、その後も大学進学、将来の夢の実現のために長期に亘るリハビリが必要です。
現在入院中の国立リハビリテーションセンター病院は、入院期限が3カ月と決まっており、その後、症状から見て別のリハビリ専門病院へ転院し入院。そして、その後は自宅で日常生活を送りながら社会的自立を目指します。
退院後、自宅での生活のための環境整備や継続的なリハビリ等に多くの経費が必要になることが予想されます。